今日は忍足先輩の誕生日…
でも俺はぜんっぜんしらなくて…
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「ねぇ若、今日なんだか騒がしいね」
「はぁお前何言ってんの?」
「え?」
「今日は忍足先輩の誕生日だぜ…」
…うそ…そんなのしらないよっっ!ど…どうしよう大変だよ…
「そろそろ長太郎にプレゼント貰う為にくるんじゃないか?」
ちょっそんなのとっっても困る!!
何も用意してない!!
でも、本当は俺が知らなかったのが悪いんだけど…
ガラッ
これから何か買いに行こうかと言うときに背後からいやな音が聞こえた…
「ほうら早速お出ましだぜ長太郎」
…今日は厄日かな…
「ちょたちゃーん!忍足先輩がプレゼント貰いに来たでー♪」
知らなかった俺が悪いんだから謝っとかないと…
「あ…あの、忍足先輩…ごめんなさいっっ!!」
「どうしたんや?ちょたちゃん?
あぁ…絶対怒られそう…(泣)
「強が忍足先輩の誕生日だって知らなくって…まだプレゼント買ってないんです…」
「なんや、そんなことかいなー
別にえぇで気にせんでもちょたちゃんに誕生日教えてへんかったしな」
…え?あの…え?
「で…でもさきプレゼント貰いに来たって…言ったじゃないですか…」
「あれは…ちょたちゃんを貰いに来たってことや☆☆」
…は?あの今なんで仰いました?
「はい?」
「せやから、ちょたちゃんを貰いにきたんやってば早よう荷物まとめて俺の家行くで」
「…俺は先に帰らせて貰いますね…」
若はいけないものを見てしまったような目で俺たちを見て…教室を出て行った。
「ちょっ…若待ってよ!行かないで!」
この状況…一人にしないで若!!
「さぁ行こうかちょたちゃん☆」
雲りひとつ無い笑顔で言われて…結局断れなかった…だめじゃん俺。
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断りきれず半強制的に来た忍足先輩の家…
やっぱりお金持ちは凄いなぁー、とか思うほどの家…
「ちょたちゃんこっち来い」
言われるままに忍足先輩の部屋へ連れ込まれてしまった。
「待ってってなお茶とか持ってくるから、紅茶とコーヒーどっちがえぇ?」
「あぁ…俺は紅茶で…」
何してんだろう…
あ…そうだった、ちょたちゃん貰うとか言ってつれてこられたんだった。
「ちょたちゃんお待たせー」
とか考えてたら忍足先輩が戻ってきた…。
紅茶を飲みながら…。
「えぇっと…俺は何をするために此処にいるんでしょうか…貰うとか…」
カップを置いた瞬間…忍足先輩の顔が近づいていて。
唇が触れるだけのキスを落とした…
「っ……!」
「こういうことやちょたちゃん☆」
溢れんばかりの笑顔でそんなことを言われた…。
あ…あの…え?
「それって…あのですね…」
「ちょたちゃんはプレゼントやもんなー☆」
聞いてないし…
プレゼントって言われても…///
「もう離さへんよ、ちょたちゃん☆」
(管理人より)
またまたどうも。
こっちの方が実は先に貰ってたんだよねー。
忍ちょかけないんだよね。
だから読んだ瞬間にやけちゃってさー(ヘンタイ
それに誕生日ネタなんて…フフフ…(止
そんじゃぁ2本目ありがとうね!!